菊地夏野のブログ。こけしネコ。


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2018年の3月11日に

今年の3.11には地元でデモに参加できました。
2011以来、3月11日になるとどうもウツになって、1日の終わりには「無事過ぎたか・・」と妙な安堵感を感じるというのを経験してきました。自分にとってあの日以来世界が大きく変わったように思います。あれから7年間、自分はどう過ごしてきたのか考えてみると、最初の何年間かはなんとか仕事と生活をこなしてきたという感じでしょうか。事故の直後はもうてんやわんやで、連絡の取れなくなった家族の心配や、事故がどうなるのか分からず無我夢中でした。でも名古屋や関西のひとびと(の多く)はそれほどいつもと変わらないようで、4月には普通に大学の授業も始まるし、東北出身の自分との差を感じる時期でした。

菅元首相の脱(正確には減)原発宣言は嬉しい出来事でした。その後はどんどんそれを裏切る政治の流れの中で、自分の仕事も忙しくなり、震災と原発のことに向き合えない罪悪感が募るばかりでした。最近やっと心を決して少しでもできることをしようとしています。向き合うのはしんどいと感じてきましたが、逆に向き合ってしまえば心は軽くなるものですね。まあ元気のないときは向き合ってもつらいだけだからやめたほうがいいですけどね。

向き合うといってもとりあえず調べてるだけですが、これがけっこう大変です。福島原発が今どうなっているかということも公表されていないからよく分からないし、放射能汚染の実態も同じ。というか、私が一番怖いのは、この何も公表されていない、という感覚なんですね。大規模な原発事故は、世界でチェルノブイリに続く2回目で未知の領域ですから、誰も分かっていないわけです。放射能が人体にどういう影響を及ぼすのか、明確なデータはありません。ですがだからこそ、この事故の影響を最大限漏らさず正確に調べ続け、対策を練り続けることが必要なはずなのに、政府や関連学者は「影響は小さい」と繰り返して調査すらもう終わらせようとしている様子。

「国家規模」の隠蔽工作、というと大げさで嫌ですがそれに近い状況になってきているような・・・。




2016年時点のもので、動植物への被曝の影響を、チェルノブイリと比較しながら紹介しています。人間への影響は分からないとしていますが、動植物にこんなに影響が出ているのに、人間に対して無害だということはあり得ないでしょう。
こういう番組を見ることすらとても怖い。だから多くの人々は目を背けてしまうでしょう。でも完全に逃げることはできないでしょう。

被曝を語るときによく言われるのが子どもを守る、というスローガンです。ですが、守られるべきは本当には子どもだけではないでしょう。被曝は全ての生き物にとって有害です。大人だろうと誰であろうと。ただ、影響が出やすいのが子どもだから、子どもをとくに守ろうとするのは間違っていません。当然のことです。ですがそれを聞くたびに、違和感があり・・。わたしたちは、自分自身の問題として被曝を拒否すべきなのではないでしょうか。私たち自身が危ないのです。年寄りなら被曝を引き受けるべきだという議論がありますが、それは暴論ではないでしょうか、私たち自身の問題として被曝を拒否しなければ、子どもも守れないのではないかと思うのです。

フクシマの事故後、他の国の動きを見ると、ドイツが脱原発へ向かったり、ベトナムが日本からの原発輸入を断ったりしているものの、チェルノイブイリを経験したロシアなど旧ソ連諸国がやめるどころかさらに原発拡大を進めていることを知ると、恐ろしくなります。一人ひとりの健康や安全よりも、国と大企業の権力と利益のほうが優先される現実。


この規模の大きい原発という問題に立ち向かうにはあまりに無力感を感じる。でも生きていく以上、自分で納得のいくことをしないと辛いのも事実。どうなるのか分かりませんが、考えることだけは少なくともしていこうと思います。







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by anti-phallus | 2018-04-12 17:00 | 原発/震災 | Comments(0)