菊地夏野のブログ。こけしネコ。


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自由の境界線 くびくびと入試問題投稿事件

 昨日のエントリは、入試の件について書きたかったというよりは、同じ京大で起こった別の事件について書こうと思ったのがきっかけだったのです。ツイッター上ではさんざん報じられてますが、union extasyのテント強制撤去未遂の件。(エクスタシーのブログ参照)

 入試問題で過敏になった管理者が、テントが目立つのを忌避したのか、強制撤去しようとしたところ、学生たちが抵抗して、理事と直談判した結果、その位置に在ることを認められた(補足:認めたのは施設管理関係の管理職の方らしい)。

 エクスタシーを支援しているわたしとしても他人事ではなく、固唾をのんでw見守っていたが、とりあえず落ち着いて良かった。まあ5年条項や均等待遇の件自体はちっとも解決してないんだけど、あそこにテントがあって、色んな問題の駆け込み寺みたいになっていて、まあ駆け込み寺といっても逃げこんだひとの問題が自動的に解決されるわけではもちろんなくて、でもとりあえず、社会的な大きな権力に対して抵抗している力が目に見える形で、カフェとしておかれているというのはやはり心強く、ほっとするのであった。

 学生運動がいつまでも(ちょぼちょぼ)残っていて、自由のかけらみたいなものが在るんじゃないかと期待される京大も、法人化以降どんどん変わっていってるなあと実感していたが、全く希望がない訳ではないと思わせてくれた出来事。
 抗議してくれた学生や支援者・組合員たちと、話し合いに出てきた理事の間で、わずかにせよ信頼関係はほんのちょっと構築されたのではないだろうか。この関係性が、これだけに終わらず、5年条項/均等待遇という問題そのものについて解決させる力となればいうことないのだが。

 で、入試の件で過敏になった管理側が、TVにまで映ってしまったエクスタシー(映ったのは立て看)を排除しようとした訳だけど、この一連の流れを考えると、結局は、一旦学生やら教職員やらとして籍を持った者の立場は、そこに入れなかった者の立場と比べると強いといわざるを得ないということなのだろうか。いや比べられないんだけど、抵抗する力というのが、普通は育てられることはなくて、というかむしろ押しつぶされる教育をされていて、京大に来て集団的に育てる機会をやっと与えられる、という感じなんですよね。(集団的に、というのは全員が受けられるという意味ではなくて、孤立無援で闘うのではなく、集団の中で機会を与えられる、という意味)
 京大の「自由の伝統」や今残っているかけらなんかは、入試問題を投稿した受験生が行使できるものとなってこそ、本当は意味があるんだろうなあ。そうでない限り、「自由の伝統」はエリートの特権になっちゃうんだよね。

 このエントリを書き出した当初はこういうことを書きたかったんじゃないんだけど、改めて書き出してみたらこんな風になった。

 もちろんエクスタシーの運動は今までそれなりに長く続けてきた成果として支援を得ているのだし、受験生の件と簡単に比較はできないんだけれど、労働者の権利というのは、その会社に雇われて初めて発生するもので、その影には雇われるに至らない者、労働から排除されている者がいたり、というようなことを考えてしまう。
 何より受験生への仕打ちがひどすぎる。彼への支援の声がもっと報道されるべきですね。くびくびへ向けられている支援が、受験生にかかっていた抑圧にまで届くようになればいいな。
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by anti-phallus | 2011-03-06 00:05 | 非常勤問題 | Comments(0)