菊地夏野のブログ。こけしネコ。


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ミソジニーの実例

こんなにもくだらない、女性の身体をあげつらったメディアが普通にあふれているのに、女性が女性の性器を表現したら逮捕、起訴する国って、どれだけ女性をバカにしてるのか。これがミソジニー(女性嫌悪)の実例です。あるコンビニで。


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結局この国は、女性が男の「欲望」みたいなものにしたがって可愛くしたり、たまにちょっと「色っぽく」してたりすれば、ご褒美を上げて「守って」やるよってそういう国だっていうことが今回のろくでなし子さんの事件ではよく分かる。

女性がそういう秩序に従わず、ちょっと自分で自分の身体を自律的にコントロールしようとするととたんに権力発動。
あまりに分かりやすい。

これはその他大勢のわたしたち女性への見せしめです。女はこの国の男性中心的秩序に従っておけ、さもなければ・・・という。みな逮捕されたり責められたり白い目で見られたりするのはごめんだから、おとなしくせざるを得ない。
今の日本は女性にとって恐怖と危険で満ちている。
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by anti-phallus | 2014-12-25 13:24 | つれづれ | Comments(0)

ジェンダー・セクシュアリティの視点からレイシズムを考える

 先日11月23日に、ICU(国際基督教大学)のCGS(ジェンダー研究センター)でシンポジウムがありました。呼んでいただいてパネリストのお仕事をさせていただきました。「対立を語り直す」というタイトルで、下記のようなものでした。
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 終わるまでとても緊張したのですが、振り返ってみるとずいぶんと重要な、深い企画だったと改めて思います。ちょっと驚くくらいに。
 そもそもの企画の発案が、最近のヘイト・スピーチの問題から発しています。街頭で、差別的なスピーチを叫び続ける集団と、それに対する「カウンター」のひとびとによる批判の行動。マスコミでも報じられているのでご存知の方も多いかと思いますが、一体この先どうなるか予断を許さない状況と言っていいでしょう。
 この企画はそのようななか、ヘイト・スピーチ現象を批判するさいに、ジェンダーやセクシュアリティの問題が抜け落ちているのではないかという問題意識から設定されました。
 ヘイト・スピーチがターゲットとしていることのひとつが、「慰安婦」問題を消し去ることですから、この指摘はもっともなことです。単に、ヘイト・スピーチを「レイシズム」と括ってしまうと、性暴力の問題が見えなくなってしまいます。これは非常に大きな問題です。

 企画では鄭暎惠(ちょんよんへ)さんが、ポスト・コロニアル・フェミニズムの可能性を話されて、私も改めてその必要を感じました。
 
 これまで、「慰安婦」問題はこのまま消えていってしまうのだろうかと漠然と不安に思っていましたが、最近の情勢を見るにつけ、おそらく決して消えはしないだろうと思うようになりました。ただし、正確に戦後責任の問題として政治的、社会的に認識されるまでは、幻影のように、ナショナリストが否定しても否定しきれない、亡霊のようにこの日本社会で残存し続けるのではないでしょうか。
 現在起きている「民主主義への嫌悪」。ものを考えるひとびとはこの現状から逃げることはできないでしょう。
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by anti-phallus | 2014-12-02 18:32 | 仕事 | Comments(0)