菊地夏野のブログ。こけしネコ。


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2012年 12月 29日 ( 1 )

レッド・マリア上映+トークセッション

1月26日の方のプログラムです。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2013年1月「さるくびとシネマ(第11回)@京都・東山」since2011.5
◆◆ドキュメンタリー『レッドマリア』のなかの性労働 ―― 描いたもの・描かなかったもの◆◆
―――トークセッションつき―――

2013年、新年早々の上映会です。意味(13)ある年の幕開けにふさわしく、1月19日・26日(ともに土曜日)に『レッドマリア』(キョンスン監督2011韓国)の上映と作品が伝えるメッセージをめぐって意見交流を行う企画を行います。
『レッドマリア』は韓国、フィリピン、日本の女たちとその労働環境についてキョンスン監督が三年の月日をかけてじっくり追いかけたドキュメンタリーで、主にアジアにおいての女の労働がどのように位置づけられているか、また、そこで労働を支える女のからだとは何かについて、鋭く問題提起した作品です。

とりわけ1月の上映会では、映画のなかの性労働者の扱われ方に注意を向けてみます。
すでに9月に「さるくびとシネマ」が日本で初めて上映した作品ですが、今後、もっと多くのひとたちにこの映画を観て欲しいと思っています。

ーーーー(映画概略)ーーーー
韓国、日本、フィリピンにはさまざまな職業と歴史をもった多くの女性が暮らしています。この映画は、彼女たちのなかでも家事労働者、セックスワーカー、 非正規労働者、移住労働者、「慰安婦」などと呼ばれてきた女性たちに焦点を当てたものです。カメラは彼女たちの日常を追っています。
彼女たちは互いに一度も 会ったことはなく、その日常の姿はそれぞれ違って見えます。しかし、彼女たちの生には、一つの共通点があり、それによって国境を越えてつながっているのです。共通点というのは、彼女たちの体と労働です。
一体なぜ、それぞれ違った労働が、こうまでも似たようなかたちで「からだ」につながっているのでしょうか?
 
この問いに対する答えを探っていくと、私たちはまた別の問いにぶつかります。
社会の中で再生産されている一つのイデオロギーとしての「労働の意味」です。

「この映画は女性の身体と労働に関する物語である。グローバル資本主義のなかで、多くの女性が社会の周辺部に追いやられており、そこで彼女たちは家事労 働者、セックスワーカー、非正規労働者、移住労働者などと呼ばれている。その時、身体は特別な意味をもつ。女性の身体は労働の手段あるいは商品そのものに なる。しかし時にその身体は汚されていると見做され、そうすることで道徳的判断の対象となる。
『レッドマリア』は最底辺でグローバル資本主義を支えている この女性たちの身体の記録であり、ゆえに女性と労働の観点から「一生懸命働く」ことの社会的意味を問いかけている。」(キョンスン監督)

◆キョンスンPROFILE
1999年フィルム制作会社‘レッドスノーマン’設立。『ダンディライアン』(99)、『パトリオットゲーム』(01)などマイノリティの視点を大切にした作品は高い評価を受けている。3年の年月をかけて制作され

た『ショッキングファミリー』(06)では、韓国社会の中で揺れ動く家族の在り方と、自立を求めて新しい価値観に挑戦する女たちの生き方を、自分の家族を素材に作品化した。
直近の作品として、済州島で海軍基地建設をめぐって揺れ動くカンジョン村を記録したオムニバス・ドキュメンタリー『Jam Docuカンジョン』(11)がある。

上映作品
レッドマリア Red Maria
監督 キョンスン/2011年/ドキュメンタリー/98分/カラー/16:9
※『レッドマリア』関連上映として2011年度にさるくびとシネマで上映した二本、
『カタロゥガン』(竹見智恵子監督)『女と孤児と虎』(ジェーン・ジン・カイスン監督)も上映致します。

上映時間(仮:微調整します)    

26日(土) カタロゥガン・Red Maria
設営 10時-11時
開場 11時(受付開始)

11時15分-12時35分   カタロゥガン

14時00分-15時40分   Red Maria

16時00分-18時00分   
(トークセッション)
※セックスワークへの偏見をぶっとばせ!
            ~韓国新政権と性労働者の行方?

           金  友子(立命館大学非常勤講師)
           しりこだま(非正規雇用労働者)
           おきく(菊地夏野、性と労働問題研究者)
           
       ※※ そのあと(場所を変えて)7時~交流会
       
(会場)上映とトーク 京都市東山いきいき市民活動センター二階集会室
(参加費)
映画1本 1000円(二本1800円、三本2400円)
トーク1回 500円
※レッドマリアのリピーターは 500円(2012年9月に鑑賞済みのかた)
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by anti-phallus | 2012-12-29 16:14 | イベントの案内 | Comments(0)