菊地夏野のブログ。こけしネコ。


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クィア学会第3回大会感想/訂正版

 今年のクィア学会は考えさせられることが多かった。裏方としてプレッシャーは高かったけど、それに見合う収穫も多かった。
 総会の審議について参加者みな揺れに揺れたように思う。参加してくれた全員に感謝と敬意の気持ちを送りたい。
 でも、建前ではなく、こういうふうに学会の運営、ひいては学問・研究のあり方について揺れが起こりうる場、揺れを共有できる場というのはすごく貴重だと思う。その揺れの形がひとそれぞれで、今はだれとも共振していないように感じていたとしても。
 わたしは完全に正しい人はいないと思う。だから、誰かの意見が正しいように思えたとしてもそれにおびえる必要はないと思う。こう書くのは、周りの友人たちが正しさと、それを実現できない自分たちに不安を感じているように思えるから。
 誰しも正しさだけでは生きていけないから、正しさを振りかざされると怯え、反発する。でもそんな怯えは必要ない。必要なのは正しいことではなく、今の自分たちの限界を認め、理想に向けて可能なことを行うこと。必要なのは他人の過ちを責めたり自分の正しさを認めさせることではなく、わたしたちみなが限界を持ち、だけれども理想を共有できることを分かっていくこと。
 わたしが心配なのは、不安に駆られた友人たちが、正しさに反発して、抑圧的な方向性を選んでしまうこと。
 こういう状況の中でわたしに何ができるのか、しばらく考えていきたい。
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by anti-phallus | 2010-11-24 00:22 | 仕事 | Comments(2)
Commented by ひびの まこと at 2010-11-25 14:39 x
「正しさを振りかざして、他人を怯えさせるひと」「正しさをふりかざして権力を持とうとする人」とは誰のことか、興味があります。教えて下さい。
Commented by anti-phallus at 2010-11-25 16:33
確かに誰か特定できるかのようにも読めてしまうので該当部分を削ります。カウンタがどんどんあがっているので応急処置です。