菊地夏野のブログ。こけしネコ。


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「じゃぱゆき」への差別について

 昨日は某NGO主催の連続講座でお話しさせていただいた。テーマは外国籍女性の人権ということで、フィリピン人女性の事例から。
 正直、自信がなかったけど(いつものこと)、質疑応答の様子からいろいろ考えさせられた。
 私の話の内容は、いわゆる「じゃぱゆき」として、フィリピンから女性が多数くるようになった経緯、背景、そして彼女たちへのインタビューデータの紹介。結論としては、アメリカのトラフィッキング撲滅政策や日本の対応のように、「臭いものにはふた」式ではなく、根本的な問題解決の方向、フィリピンの貧困そのものの改善であったり受け入れ国である日本側の民族差別・性差別の解消が必要だということ。
 ところが会場からは、「偽装結婚についてどう思うか」「フィリピンでは重婚ができるのか」などの初歩的?な質問から、「自分はどんなに大変でも外国に行きたいとは思わない。なぜフィリピン人は来るのか」という少々否定的なニュアンスで聞いてくる人が多かった。
 偽装結婚があるとはいえ、その背景にあるものに思いを馳せてほしいし、自分の国を出たいから出るのではなく様々な事情があり、そのなかには貧困が大きく影を落としていることを理解してもらいたかったのだが。
 紹介したインタビューデータは、パブやクラブでのセクハラや半監禁生活の経験、家庭でのDVやすれ違いのコミュニケーションなどを語るものだが、それらを受け取った発言はなかった。
 会場は年齢層の高い男性がほとんどで、質問は全て男性からだった。前々から感じていたのだが、多くの男性は、女性の言葉に耳を傾けようとしない。とくに女性の愚痴には。フィリピン人女性の悩みや辛い経験など、耳を通り抜けてしまうのかもしれない。
 手伝ってもらった友人は、セックスワーカーへの差別があるんじゃないかと言っていた。そうなのかもしれない。
 こういう壁をこわすには、もっと強く言っていかないといけないのだろうか。わたしは、聞いてもらえない女性たちの声を、ボリュームアップする装置を作りたい。
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by anti-phallus | 2010-09-27 20:06 | 仕事 | Comments(0)