菊地夏野のブログ。こけしネコ。


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個人攻撃 ユニオンWAN争議(5)

 しばらくWAN問題について書かないうちに、展開は新しくなっているし、言及しているブログも増えてます。
 理事会から会員宛に文書が出され、署名サイトで読めます。この文書はいちおう会員宛なのでここで触れていいのかどうか分りません。ですがひとつだけ記しておきたいことがあります。
 文書の後半は、遠藤さんについての記述で、それがひどい書き方です。わたしは読んでいていたたまれない気持ちになりました。まるで遠藤さんが非常識な、誰に対しても攻撃的な人物であるかのような書き方で、それが今回の退職勧奨の一因であるかのように読めます。理事は被害者のようです。

 ですがまず多くの人に伝えたいことは、労働争議において、このように使用者側が労働者を攻撃する、人格を非難する言説を流すのはよくあることだということです。以前関わっていたユニオンでは、長年運動していた労働運動家の女性がいて、そのひとは周りからずっと裁判を進められていたのですが二の足を踏んでいました。それは、裁判を起こせば会社から公に個人攻撃されるのを恐れていたからです。
 争議を起こすには、労働者は名前を明かさざるを得ません。それに対して会社側はあくまでも組織ですから個人で立ち向かう必要はありません。このようななかで会社側が労働者をつぶすには、個人攻撃すればよいのです。立ち上がった労働者は人格に問題があり、非常識な人間だから、こんな問題提起をしているのだと周囲に思わせれば、労働者は孤立し、支援を得られずに、会社側は安泰です。
 問題の個人化です。
 この個人攻撃が、今回のWANの問題でも起こっているように、わたしには見えます。

 もしかしたら理事側はそんな策略を弄するつもりではなく、本気で遠藤さんが悪いと思っているのかもしれません。だとしても、あのような文書を会員に送って、遠藤さんを多くの人の目前で攻撃する必要があったでしょうか。教育者として、研究者として、恥ずかしくはないでしょうか。
 読まれた方が、遠藤さんを誤解して、今回の争議の本質から目を逸らされてしまわないことを願います。
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by anti-phallus | 2010-03-04 22:05 | ユニオンWAN争議 | Comments(0)