菊地夏野のブログ。こけしネコ。


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労働運動とフェミニズム  ユニオンWAN争議(4)

 この争議、ユニオンを支援する側のなかでも問題のとらえ方が多様だなと唸らされる。
 署名賛同コメント、読むとうるうるきたり、笑えたり、考えさせられたり、面白いです。当事者よりも周りが熱くなってるかも・・・

 そのとらえ方、問題の理解のしかたに少なくともふたとおり回路がある。
 ひとつは労働運動として捉える回路。非営利NPOの非正規労働者が不当に労働条件変更、退職勧奨をされているという面をクローズアップ。労働運動関係者に多い。非正規問題が盛り上がっているだけに、これも注目されている。

 もうひとつはフェミニズムの問題として捉える回路。上記のような労働問題を、フェミニズムを掲げる組織がやってしまった、という部分を重く見る。労働問題のなかでもジェンダー色の強い非正規への「解雇」をフェミがやっちゃうの?ということで波紋が。ただこちらには、この件だけでなく、今までのフェミニズムへの不満が背後にたまっていて、それがやっと出口を見出したということがあるように思う。

 もちろん上記ふたつはひとりのなかでも重なっているし、切り離せない。だが前者の労働運動関係者にはふたつめのフェミニズムの側から捉えるやりかたはぴんと来てないぽい。また、フェミニズムの問題として考える側にも、労働問題への知識が少ないから法律的・運動論的なことはよく分からない、という気持ちもあると思う。

 で、この二極、二層が合流しているところがすごく面白いところだとわたしは思う。

 今までフェミニズムには労働の視点が足りないとは繰り返しいわれてきたことだし、労働運動も男性中心的であった、あることは周知のとおり。それがこの争議を拠点に、両方の層のひとびとが合流する可能性が生じているのではないか。

 そこまで当事者がねらって仕組んだというよりは、結果の産物だけど、状況が変動しつつあることは確かに感じる。この問題自体もきちんと解決してほしいし、そのうえでこの争議が媒介になって、フェミニズム業界やフェミニズム運動にも労働運動にも新しい空間が生まれることを強く願わずにはいられない。
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by anti-phallus | 2010-02-11 13:23 | ユニオンWAN争議 | Comments(0)